仏滅

解き放たれると気付く。
痛み。
疲れ。
集中力。

今日も頑張りました。

友引

規則正しく刻めない。
絡む糸。

心乱れ。
いらぬことばかり考える。

頭をからっぽにして、
指先に集中。

赤口

宇宙にほおり出されたら。
なす術がないと思った。

荒海の漁船。
波しか見えないその絵は
宇宙と同じ怖さを感じた。

砂漠。
深海。

だだっぴろさは
どこかにつながってると分かっていても
心穏やかにはいられない。

生きることも
そういうことかもしれない。

先負

「ここで待っててね」
すみっこで、とてとて。

「パンさわっちゃダメよ」
食べていいパン持ちつつ、とてとて。

まんまるあったかそーな女の子は
いっぱいのパンにどこ吹く風で、とてとて。

先勝

病院の玄関で靴を履こうとするおじいちゃん。
隣の靴をおもいっきし踏み台に。

足が悪いのもわかる。
モカシンだから被害がないのもわかる。
それにしてもの遠慮のなさ。

むぎゅむぎゅむぎゅ。

まさに我が家感覚。

そのまま渡すには偲びない義理チョコは、ぽち袋に入れて。

ぽち袋　三つ折（大）
　ハンドメイドペーパー（紅）＆ハート


　　ぽち袋　四つ折　大礼紙（青）＆ハート
　　ぽち袋　四つ折　大礼紙（白）＆ハート


　　ぽち袋　硬貨　大礼紙（白）＆ハート
　　ぽち袋　硬貨　柾目紙＆ハート
　　ぽち袋　硬貨　楮紙＆ハート


ぽち袋　四つ折
　　　柾目紙＆ハート　　　　　クラフト紙＆ハート


ハートはちょっと」という方、クローバーはいかが？

赤口

紙の上でしか知らない人。
去年亡くなっていたと知る。

生まれたことを知らないより、
亡くなったことを知らないことの方が
ずん、とくる。

明日のことはわからない。
今、ここにいることは奇跡。

仏滅

中途半端な糸たち。
並びは思いのほかよかったのに、
足りない。
絶対的に足りない。

編み方を変えるか。
物を変えるか。
糸を足すか。

この子たちを全うさせたい。
そこへの執着。

友引

男子の羽織袴。
派手だから揃って着るのだろう。

かぶらないようにしてる女子とは大違い。

年賀状を出せなかったあの人に。
ひと言便りを届けましょう。

便りという、ささやかな時間のプレゼント。

肩ひじはらず、自分の言葉をしたためる。
あなたの気持ちが、より伝わる。

＞＞ はがき　

先負

久々の作業に手こずる。

あれ、あれ、あれ。
こんがらがった糸はほどける気配なく。

うー
負けない。
挫けるな私。

先勝

ベランダに物音。
鳥かと思ったら、猫。

気配を察知して逃げたけど、
どこから来て、どこへ逃げた？

仏滅

楽しく面白く。

誰もが楽しい年でありますように。